性同一性障がい、瑚心すくいの「私の小さな人生」

私、瑚心すくいが幼少から「性同一性障がい」と向き合ってきた事

性同一性障がい学会

日本GID学会というのがある。

いわゆる性同一性障がい(Gender Identity Disorder)。

私も学会員だが、何も偉くない。論文を発表したわけでもない。

 

ただ学会の論文を公開してくれるので学者や研究者が何を考え、

現代の何に着目すればいいのかわかる。

 

私も通院している病院の康純(こうじゅん)先生の論文を読んで色々質問が出来る。

先生は大学病院で小学生のトランスジェンダー(ここでは性同一性障がい)、

の治療もしている。

特に思春期の頃は「性」に対する意識が強くなる。

自分の成長に対する性、異性に感じる性等。

 

高学年で男性になりたいという子がいたとする。

治療は千差万別だが思春期では治療によって男性になりたいという意識が薄れていく。

逆もある。女性になりたいが薄れていく。

この治療は研究としてもとても奥深くGIDの本質を教えてくれた。

 

残念ながら私はこの時代に育ってないのでそんな治療は受けれない。

46歳の時に「諦めてください」と言われた。時代を恨んだものだった。

ところが医学は進歩するのだ。

57歳の今、「大丈夫、性別適合手術は十分可能です。」と。いわれる。

生きる気力が漲った。

諦めずにお金貯めようと思う。そうそう。

 

岡山大学ジェンダークリニックの医師でGID学会理事長の中塚幹也教授は

いう。「社会の仕組みがGIDがいないものとして作られている。支援を医療から生活へと広げる必要がある。」と。

身近な例でいうとトイレはMTF(心は女で体は男)。

銭湯なんかは勿論。

私も特にそうなんだがヒゲは恐怖である。

声は仕方ない。数日に何回か周りを混乱させる程度なので。

 

岡山大学のクリニックには資生堂やワコールの職員による下着の講習会。

言語療法士によるボイストトレーニングなど、

生活に密着した支援プログラムを行っている。

 

私は10年かけて女性ホルモン注射を打ち続けて胸がある事にやや満足してる。

しかしこれも保険適用できないからお金がかかるんですよ。

 

私の場合はLGBTというより男女の新しい生き方を考えていこうと思う。

だから自分が実験台でもあり、高齢化に伴い社会とどう向き合うかを

しっかり考えていきたい。